2022年は7年に1度の御開帳【善光寺東海別院】、その前にみどころを確認!

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「六善光寺同時御開帳」が令和4年4月3日(日)~6月29日(水)の88日間の御開帳が開催されます。

愛知県に住む私は、その中の善光寺東海別院へ事前確認。

信州善光寺本堂の3分の2の大きさを誇るそうなので。

また尾張七福神の福禄寿も祀られているので、霊場巡りをかねて視察。

善光寺東海別院

善光寺 東海別院

創建:1911年
山号:双蓮山

言い伝えによりますと天正十年(1582年)織田信長・信雄によって善光寺ご本尊如来さまが岐阜より尾張甚目寺へ御遷座の途中、祖父江付近に立ち寄られたとあり、

その場所に明治四十二年・四十三年と蓮田であった境内地に1本の茎から二つの花が咲くという奇瑞を縁として、

開基旭住上人が信州善光寺本坊大勧進より善光寺如来さまを勧請して善光寺東海別院を創立しました。

-善光寺東海別院公式HPよりー

尾張甚目寺は、尾張四観音筆頭です。

一光三尊の聖観音は、この甚目寺創建のはじまりと言われた話があります。

2022年の今年、六つの善光寺同時御開帳が開催されます。

皆さんはどこの善光寺に行かれる予定がありますか?

【六善光寺】

善光寺長野県長野市長野元善町491
元善光寺長野県飯田市座光寺2638
甲斐善光寺山梨県甲府市善光寺3-36-1
善光寺東海別院愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原57-2
関善光寺岐阜県関市西日吉町35
岐阜善光寺岐阜県岐阜市伊奈波通1-8

六善光寺同時御開帳の公式サイトはこちらです。

それぞれのリーフネットです、ご参考ください。

参道入口に駐車場はありますが、第一駐車場は150台のスペースがあり、

本堂までは1~2分程度ですので、こちらの駐車がおすすめですね。

駐車料金も、参拝料金も無料です。

みどころ

【戒壇めぐり】

善光寺東海別院 かいだんめぐり

善光寺と言えば、「戒壇めぐり」ではないでしょうか。

ご本尊真下の真っ暗な通路を通り、極楽の錠前を探りながら歩いていきます。

錠前のエリアに行きますと、写真のような極楽の荘厳があり、中央には阿弥陀如来・両脇に観世音菩薩・勢至菩薩の一光三尊です。

ほかのお客様が居なければ1時間でも見ていたい場所になります。

善光寺東海別院
善光寺東海別院 かいだんめぐり

信州善光寺での「戒壇めぐり」が印象に残っていたので(一寸先も見えない暗闇)、善光寺東海別院も同じイメージでしたが、

極楽の荘厳エリアでは明るく、極楽の錠前も見えていた。

如来や菩薩像が配備されており、ライトアップされている。

と、信州善光寺とは違った戒壇巡りです。

関善光寺も異色の感じがでており、卍字型戒壇めぐりになっているそうで、

一度は堪能しに参拝したい場所です。

【おぼこさん】

善光寺東海別院 おぼこさん
善光寺東海別院 おぼこさん

参道脇にたたずむ、いろいろな「おぼこさん」。

まだまだ寒い3月には、ニット帽などお似合いですよね。

でもなぜ?おぼこ像が。。そんな疑問に。。

【ご絵解き】

お絵解きとは、図絵の内容を説明することです。

善光寺東海別院のお絵解きは「善光寺如来絵詞伝」になります。

各地方で口演されてますが、このコロナ禍での開催は難しいですかね~現在予定ないようなので。

【涅槃仏】

善光寺東海別院 涅槃仏

なでてお参りすると、お釈迦様のように大往生できるといわれています。

みなさんもなでられると思いますので、感染対策は各々で対応いたしましょう。

涅槃仏とは、釈迦が入滅する様子をあらたしたものです。

入滅とは、煩悩がなくなったことをあらわします。

また、釈迦の死のことや高僧の死のことも意味します。

涅槃仏のほとんどが、頭は北向きに顔は西向きです。

亡くなった方の北枕はここからきていますよ。

【鐘楼】

善光寺東海別院 鐘楼

令和2年11月に完成した、朱色の鐘楼と金箔の梵鐘です。

なぜ金箔の梵鐘なの?

①財運・開運招来
②心願成就
③病気平癒
④世界平和
⑤梵鐘に金を含むと音色がよくなる 
などなど金箔にまつわる内容ありますが、こちらの梵鐘は。。

僕の色彩感覚では微妙な感じを受けていますが、インパクトはありますね。

【七福神】

善光寺東海別院 福禄寿

善光寺東海別院では、七福神の福禄寿が祀られています。

ご本尊の右手、戒壇めぐりの奥に安置されており、尾張七福神めぐりの1つ。

尾張七福神めぐりは、愛知県稲沢市祖父江町に七福神が祀られている霊場めぐりです。

私も、車に自転車をのせて半日ぐらいで回れた距離になります。

善光寺東海別院(福禄寿)から地泉院(大黒天)までは、約5Kmぐらい20分程度でしょうか。

まだ肌寒い3月でしたけど、天気にめぐまれて気持ちの良い時間。

交通量はさほど多くなく、信号も少ない地域でしたので、散策にもおすすめです。

尾張七福神めぐり案内

正塔院毘沙門天祖父江町祖父江南川原45番地
根福寺恵比寿祖父江町祖父江高熊12番地
善光寺東海別院福禄寿祖父江町祖父江南川原57番地2
地泉院大黒天祖父江町神明津231番地
刈萱堂寿老人祖父江町祖父江江西147番地
刈萱堂弁財天祖父江町祖父江江西147番地
永張寺布袋尊祖父江町祖父江中屋敷135番地

【根福寺】

同境内には、恵比寿様安置されており、ご本尊は不動明王になります。

根福寺

創建:1909年
本尊:大聖不動明王
宗派:天台宗

善光寺東海別院の参道途中、右手に根福寺が見えます。

根福寺
根福寺 恵比寿

こちらに七福神の恵比寿さんが祀られています。

またペット供養仏もまつれており、犬・猫・うさぎ像など。。と

みどころはありますね。

本堂は、信州善光寺の2/3の大きさを誇りますので、これだけも一見の価値です。

最後に

今回の参拝日は3月ですので、御開帳は翌月になりますが、混雑する前に行けてよかったと思います。

7年に1度のイベントに、尾張七福神めぐりを抱き合わせていきましたので、本当に充実した日を過ごすことができました。

尾張七福神めぐりは後日アップデートしますが、毎月7日が七福神めぐりツアーがあるようです。

最後までありがとうございました。

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